韓国で旬のイチゴを求める消費者の人気が続く一方、イチゴ価格の急騰が話題となっています。
韓国農水産食品流通公社(aT)によると、
今月5日時点のイチゴ小売価格は100グラムあたり2828ウォンで、前年同期比16.4%、
平年比では24.3%も上昇しました。
さらに注目を集めているのが価格の逆転現象です。
同日の豚バラ肉(サムギョプサル)は100グラム2711ウォンで、
イチゴが肉より高価になるという異例の状況となっています。
それでも“冬=イチゴ”という消費者の需要は衰えず、
カフェ業界は期間限定のイチゴメニューを次々と投入しています。
『トゥーサムプレイス』は定番のストロベリー生クリームシリーズを再発売し、
クリスマス前後の販売量は前年比10%増加しました。
『イディヤコーヒー』ではイチゴとスモモを使った
ヨーグルトドリンクが発売2週間で10万杯を突破。
『パリバゲット』や『エンジェリナス』、
『コンポーズコーヒー』なども相次いでイチゴ商品を展開しています。
一方で、価格高騰への対応策として注目されているのが冷凍イチゴです。
加工用の輸入冷凍イチゴは昨年約1万6000トンと、前年比30%以上増加しました。
その影響で、一部の国内農家では希望価格で販売できず、
出荷予定だったイチゴを廃棄せざるを得ないケースも発生しています。
業界は「価格転嫁は難しく、供給先の多様化で対応している」としています。